森の魔導師と黄金の羽根

一方、合格して魔術師の資格を得て、『魔術師免許状』が交付された者は、将来が約束されたも同然。


宮廷魔術師として国政に携わったり、

あるいは貴族のお抱え魔術師になったり、

高給の魔術医師として医術所で働いたり、

国家公認の占い師になったり、


とにかく、職や生活に困ることは、決してない。



だから、この国で少しでも魔力を持って生まれた人間は、誰もが魔術師国家試験を目指すのだ。




ちなみに、フェルーエ魔術学園は、なんといっても国内最高峰。


入学試験は、毎年大騒ぎだ。


予備試験に合格した優秀な少年少女たち1000人以上が受験して、それでも合格するのは100人足らず。


ちなみに、あたしは中等部からの中途入学なので、もっと倍率は高かった。



そんな学園だから、このフェルーエの生徒は、半数以上が国家試験には合格する。



つまり、ここにいるのは、選ばれた優秀な魔術学生ばっかりってこと。