森の魔導師と黄金の羽根

…………だめだ、こりゃ。



あたしは脱力して、へなへなと座り込んだ。



そのお尻の下で、また「ぶぶっ♪」というふざけた音がしたので、あたしは再び炎を呼び出し、中に隠されていた魔法を燃やし尽くした。



魔導師の魔法だというのに、魔術学生であるあたしの初等魔法によって、あっけないほど簡単に消滅する。



つまり、レオヌート師の魔力は、あたしに遠く及ばないってことだ。




「ああ、なんてもったいないことを!

私の中では、ここ最近で一番の出来だったのに!」




レオヌート師は悲しげな声を上げた。




………もうやだ、こんなヘボ魔導師。



なんであたしが、こんなやつの弟子にならなきゃいけないの?




あたしは泣きたいくらい情けない気分に陥ったのだった。