森の魔導師と黄金の羽根

………え?


どういうこと?



待って待って、まったく状況が理解できないんですけど?



呆然としていると、男はゆっくりと身を起こした。



あたしはあわてて飛びすさったものの、男から全く殺気などは感じられないので、とりあえず、魔法を終わらせた。




すると男はにこりと笑って、すっと右手をこちらに差し伸べる。





「はじめまして、リゼロッテ。

さっきは驚かせてしまって、すまなかったね。

―――私がこの森小屋の主、魔導師のレオヌートだよ」





あたしはまだ混乱したまま、とりあえず手をとる。





「………え?

じゃあ、さっきのおじいさんは………?」




「ああ、あれはね、私が化けていたんだよ。

気がつかなかったかい?


なかなか年寄りの演技がうまいだろう、私は。

あはははは」