森の魔導師と黄金の羽根

ーーーぶうっ♪




………えっ!?


なっ、なになに、この下品な音は!?


言っとくけど、あたしじゃないわよ!?




あたしは驚いて、ばっと立ち上がった。



そして、麻袋を凝視する。


なんだろう………真ん中のあたりが、不自然にふっくらと膨れている。




そろそろと手を伸ばして、その膨らみを押してみると。




ーーーぶぶぶぅっ♪




「………んなっ、なんなのよこれ!?」



あたしは悲鳴をあげ、ずざざっと後ずさった。


まるで、袋の中に蛙か何かが入っているような………。





「…………っ、


あははははっ!!」




突然、背後で、誰かの大笑いする声が聞こえてきた。




反射的に目を向けると、そこには。