午後3時過ぎ ジョーが起きて来た。


「オハョ」
「おはよ」

「ジョー、今日夕方康介たちと食事なんだ。ジョーも行かない?」

ジョーは冷蔵庫から、牛乳を出して、グラスに注ぐ。


「うんOKだょ」

「ごはん作ろうか?」

「いいよ。パン食べる」
ジョーは、ほとんどの家事を こなす。

愛恵の手を煩わせることが少ない。

パンにレタスを一枚 しき、スライスチーズ ハム 塩 コショウ をして 2つに たたむ。


簡単にサンドイッチを作ると、食べながら 牛乳を飲む。


愛恵は

「座って食べるのー」


「ソーリィ。オゥ」

ジョーはキッチンカウンターのイスに腰掛けて、サンドイッチをほうばる。


ジョーのリズムは 仕事終わりが6時。


帰って シャワーをして 寝るのが7時…

夕方の3時過ぎから5時くらいまで寝る。


「あぁ…」

彼は食べ終えると グラスを下げる。


リビングのソファ

愛恵の隣に横たわる。

愛恵は 座って 台本を読んでいた。


愛恵の膝にジョーは頭を乗せると 腰に手をまわして抱き付く。


「まだ少しネムイ…」

「寝な」

愛恵は台本を右手に

左手でジョーの頭を撫でる。


「…ん。気持ちイィ…」

彼は少し 痩せたかな…と いう感じだった。


夜中の仕事は、本来 からだにいいわけがない。

ジョーは

愛恵の太股の付け根に顔を埋める。


ジョーがうつぶせで 呼吸をする

「くすぐったいっ」

愛恵はジョーの顔をあげる。

ジョーは

「良い匂いがする…誰のモノ?」


「ジョー」


彼はほんとに?と 聞き返す。


愛恵の頭や首 背中を彼は撫でた…


「全部?」

愛恵は頷いた。


彼は会話の途中に うとうとして… そのまま また 眠りに落ちた…


愛恵も少し寝てしまった…。

急いでしたくをすると2人は、康介の診療所に向かった。