翌日 昼過ぎに まだ寝て居るジョーを起こした。
「んん…どうしたの?」
ジョーは眠いのを我慢して 愛恵の話をきく。


「子供が…出来た」

ジョーは 少しして

「うみたくない?」

愛恵の答えを促す。

「…生みたい」

「イエス、ボクも生んで欲しい…」

2人の意見は 同じだ…

あとは 事務所との 話し合いだ。


愛恵は、ジョーを連れて 事務所へタクシーをとばした。



社長 含めて そうそうたるめんつが顔を並べて居た。


愛恵はジョーをソファに座らせて 自分も座る

「私妊娠しています」

愛恵は単刀直入に話す。社長の福永は 気付いて居たらしく そこまでの驚きようでは 無かった。

「私は産もうと思って居ます。彼もそう望んで居ます」

応接室は異様な空気につつまれていた。


「おい。オマエ」

福永は、ジョーをさして 「オマエはど素人で、この藤倉愛恵をはらませた。意味をわかってるか?」

乱暴な日本語全てを かれは理解したとはおもえなかったが、

「彼女は、アクトレスの前に一人の女性だ…ボクの責任は、彼女が思うようにしてあげる事だ」

英語で話した。
通訳の人間が 福永らに伝えた。

「覚悟はあるか?」

福永は更に ジョーに突出す。

ジョーは
「先のわからない事で不安になるのは、趣味じゃない。今をどうして 明日をどうして行くかの 問題だ…」

福永は

「明日会見か、フアックスかは未定だが、正式に愛恵の妊娠と婚姻を発表する。」

福永は 部屋の出際 ジョーに

「ただのこいつはお前のものかもしらん。『女優・藤倉愛恵』は、お前だけのもんじゃないからな。そこは覚悟せんといかんよ」


ジョーは 『オーライ。アイノゥ』と答えた。

2人はまた マンションへともどった…