「友だちができたんだ。体大丈夫? 寂しくない?」
――ん……声を聞いたら暖かくなった。頑張ってるから……君たちの歌を聴いて、元気をたくさんもらってるから。メールもちゃんと読んでいるから
詩月さんの頼りなくて優しい声。
1人、遠いウィーンで色んなことに耐えながら、頑張っている様子が浮かんでくる。
――遥、歌って。「君と輝きたいから」を
おねだりするような甘くて可愛い声。
俺はスマホをハンズフリーにして、音量をフルにする。
昴と空と俺で、スマホの向こう側で聞いている詩月さんに向かって歌う。
「♪潮風が香る異国情緒あふれる街
青い海と空見つめて
君と共に過ごす一瞬一瞬
想いこめて奏でていく絆
何よりも誰よりも強く強く君と
blue sky いつまでも一緒に
君の笑顔が溢れる幸せ
想いひとつに
初めての戸惑い
初めての切なさ
初めての熱情
はじめて感じた僕らのすべてで
君と輝きたいから……♪」
――ん……声を聞いたら暖かくなった。頑張ってるから……君たちの歌を聴いて、元気をたくさんもらってるから。メールもちゃんと読んでいるから
詩月さんの頼りなくて優しい声。
1人、遠いウィーンで色んなことに耐えながら、頑張っている様子が浮かんでくる。
――遥、歌って。「君と輝きたいから」を
おねだりするような甘くて可愛い声。
俺はスマホをハンズフリーにして、音量をフルにする。
昴と空と俺で、スマホの向こう側で聞いている詩月さんに向かって歌う。
「♪潮風が香る異国情緒あふれる街
青い海と空見つめて
君と共に過ごす一瞬一瞬
想いこめて奏でていく絆
何よりも誰よりも強く強く君と
blue sky いつまでも一緒に
君の笑顔が溢れる幸せ
想いひとつに
初めての戸惑い
初めての切なさ
初めての熱情
はじめて感じた僕らのすべてで
君と輝きたいから……♪」



