風は囁く「君と輝きたいから」

落ち着いた口調でマネジャーが念を押す。


「歌いたい、演奏したい曲、気になる曲などがあればアレンジします」


「わかった、会議結果は追って知らせる。口外無用だ。いいな」

マネジャーは詩月さん、俺、昴、空を順番に見て、険しい顔をした。


詩月さんとのコラボが決まり、初めて詩月さんに会った時の戸惑い。

詩月さんのプロフィールを調べた時の衝撃と昴たちの反応。

俺はXCEON は何処に向かっていくんだ? と、不安で堪らなかった。

詩月さんの半端ないオーラに、焦りさえ感じて……。

何度も自信を失いかけた。

だけど、そのたびに俺は気づかされた。

詩月さんのオーラの秘密。

岩舘さん、安坂さん、郁子さん、小百合さん、金管楽器のメンバーが話す、詩月さんの誰より頑張ってる様子。