けど。 「どうしたんだよ、毎年こんな風に祝ってくれてなかっただろ」 いつもはただケーキを食って終わりだった。 こんな風に帰りを待ち伏せして祝ってくれたことなんてなかったから、不思議に思っても仕方ない。 すると弟達は、急に真剣な目で俺を見た。 「ねぇ、兄貴」 恋が少し俯いたまま話しだす。 「なんだ?」 なんだか、こいつらの様子が変だ。 妙な雰囲気が漂ってる。