「な、何個必要なの?」 「3個」 「も、持ってくる!だから開けんなよ!?」 「分かったよ」 「絶対、絶対だからな!」 「分かったって。早く持ってこい」 慶は最後まで開けるなと念を押すと、バタンっとドアを閉めて部屋の中に入っていった。 何が何でも俺を部屋の中に入れたくないらしい。 よく分からん弟達だ。