「まぁまぁ、今日は自由に食べさせてやろうじゃないか、翔輝」 甘い。 親父は甘すぎる。 そりゃ、俺だって自由に食べさせてやりてーけど…。 限度ってもんがあんだろーが。 「何ー?何の話し?」 「うわ、煌と雷デザートだらけじゃん」 戻ってきたアイドルの双子の皿を見ると。 「お前らも寿司だらけじゃねぇか」 見事に二人揃って寿司しか乗ってない。 「美味しそうだったから」 「全種類とってきた」 もういいや。 これじゃ俺が最後まで持たない。 旅行中は自由にさせておこう。