入り込む隙間もないような会話に、自然と笑ってしまう。 本当に楽しくて、明るい久遠家。 「あれ、愛美ちゃんは?」 「やべ、置いてきた!」 「「彼氏最低ー」」 「うるさいよ!!」 毎日がお祭りみたい。 「愛美ちゃーん?」 「愛ねぇー!ご飯食べよー!」 私を呼んでくれている声に、また少しだけ笑う。 「はーい!今行きまーす!」 返事をしながら、部屋を出た。 今日も元気な久遠家の一日が始まります!!