何一つない。クローゼットの中身も。全て。

俺は急いでリビングに行った。

達「里沙!!返事しろ!!里沙ー!!」

俺の声はこだまして消えた。

机には「離婚届」

な…んで。里沙。

ふと手紙を見ると、その横には…

達「ゆ…びわ…。」

手紙を読もう。

そう思い手紙の封を開けた。

中には里沙の字で、「達也さんへ」とあった。