孤独のお嬢様を救え!!

私が行くのは県内でもトップの進学校

本当は高校なんか行かなくてもいいのだけど

なんとなく、そうなんとなく行きたかった

普通じゃなかったから普通のくらしをしてみたかったのかもしれないけど

行ってみれば楽しいものだから、短い青春というのを過ごしてみる

マンションを出るときコンシェルジュの剛堂さんに挨拶をして出る

入口には黒の高級車

その車に乗って藤山さんに挨拶をする


ここから私の猫かぶりがはじまる

だれにも本性は見せたことがない

人前ではずっと作り笑いをして愛想よく振舞っている。同級生にも優しく接して近すぎず、なおかつ壁を作らないといううまい関係を築けている