これが私の今までの人生かな
初めて人に話した
身内は何人か知っているけど
私の口から誰かに話したのは初めてだ
秋山くんは真剣な顔をしてずっと話を聞いてくれた
「話してくれてありがとう。ほんとに俺は聞くことしかできないな。また、話してね辛くなったら」
「聞いてくれてありがとう。初めて人に話した。スッキリしたかな」
実際、私は落ち着いていた
聞いてもらえてよかった
「わたし、秋山君といると落ち着くな。ずっと私のそばにいてよ…」
ハッ!
わたし、何言ってるんだろう…
あぁ、たぶん今のが私の本音なんだろうな
言っちゃったよ…
秋山君は少し戸惑ったような顔をしている
少しからかってみようかな…
「ねぇ、秋山君は私のこと嫌い?」
秋山君に顔を寄せて上目遣いで言ってみる
ガバッッ
秋山くんは突然立ち上がって「いゃ…あの…え…」と混乱している
「あの、ほんと相談に乗れてよかった。じゃあ、また明日」
と口早に言ってさっさと部屋から出ていった
「フフッ」
思わず笑ってしまった
あぁわたし秋山くんのこと好きだ
さて、そろそろ作戦をはじめなきゃ
今までじっくり温めてきたんだから
―――――――――――
初めて人に話した
身内は何人か知っているけど
私の口から誰かに話したのは初めてだ
秋山くんは真剣な顔をしてずっと話を聞いてくれた
「話してくれてありがとう。ほんとに俺は聞くことしかできないな。また、話してね辛くなったら」
「聞いてくれてありがとう。初めて人に話した。スッキリしたかな」
実際、私は落ち着いていた
聞いてもらえてよかった
「わたし、秋山君といると落ち着くな。ずっと私のそばにいてよ…」
ハッ!
わたし、何言ってるんだろう…
あぁ、たぶん今のが私の本音なんだろうな
言っちゃったよ…
秋山君は少し戸惑ったような顔をしている
少しからかってみようかな…
「ねぇ、秋山君は私のこと嫌い?」
秋山君に顔を寄せて上目遣いで言ってみる
ガバッッ
秋山くんは突然立ち上がって「いゃ…あの…え…」と混乱している
「あの、ほんと相談に乗れてよかった。じゃあ、また明日」
と口早に言ってさっさと部屋から出ていった
「フフッ」
思わず笑ってしまった
あぁわたし秋山くんのこと好きだ
さて、そろそろ作戦をはじめなきゃ
今までじっくり温めてきたんだから
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