孤独のお嬢様を救え!!

「うッ…いたた」

心配かけないように声は抑えようと思ってたけどあまりにも痛くてつい言ってしまった

「え、ごめん。大丈夫?」

ほらね、すぐ人の事気遣う

「大丈夫だよ。ありがとう」

「お礼なんて、私が言わなきゃいけないのに…」

少し気を落とす彼女も美しい

「ねぇ…」

「へっ?」

さっきから気になってることを聞いてみる

「一人暮らしってさ、寂しくないの?」

「慣れればどうも思わないよ」

「へぇ どのくらいしてるの?」

「7年だよ」

「そんなに?」

そんなに長いとは思わなかった

てゆうか、7年前って小学生の時から?

「うん。だからもう慣れちゃった。まぁ、はじめから寂しくはなかったけど。」

「そう、なんだ…」

また、作り笑いをしてる

あまり好きじゃないな

ホントの笑顔が見たい