side智紀

俺は秋山 智紀

今日から新しい学校に行く

この学校は県内トップの進学校なんだって

どうりで編入試験が難しかったわけだ

担任に呼ばれて教室に入ると少しざわついていた

「○○県から来ました。秋山 智紀です。よろしくおねがいします。」

軽く自己紹介をした

パッと目についた女の子はすごく美人だった

腰まである茶色の髪、まっすぐのびた姿勢、小さな顔、クリッとしたきれいな瞳

すべてが俺の目をひいた

ドキッとした

一目惚れだ…

担任「じゃ、お前の席あそこな。」

担任が指す席は彼女の後ろだった

クラスメイトの視線がすごかったから戸惑ってしまった

担任「じゃ、委員長よろしくな。みんなも仲良くするように。」

彼女は委員長なんだ