「どうしよう…まさか、今日だなんて…」



怖い。



「だけど…ちゃんと、向き合わなくちゃ」



重い腰を上げて、ぼんやりする頭のまま簡単に部屋の掃除を始める。


何かしていないと、
どうにかなりそうだった。



拓斗が来るまで、あと5時間―…。