「じゃ、リンカ、ご飯にしよ」


「うん、着替えてくる」


2階の自分の部屋に入って、スマホを充電器に置く。


と、そこでランプが光っていることに気づいた。


「?」

あたしに連絡してくるひとなんて…。

自分のその自虐的なその思考に苦笑しながら、見てみると知らない番号から電話が来ていた。


間違い電話か。


あたしはそのまま気にせずに、部屋を出た。