「じーえーぴー委員会?」 先輩の言葉に、春輝くんが反応した。 「はい、本来はGAP(ギャップ)と読みますが。訳すと食い違い、などの意味の言葉です」 ギャップ、という言葉になんとなく反応してしまった。 自分の今の悩みは、本当のあたしの姿と他人の思うあたしの姿にギャップがあることだから。 「みなさん、思い当たりますか?自分の中のギャップに」 先輩の微笑みの裏に、何かが含まれている気がする。 「あ、それと。申し遅れました、私、竹葉 瑞希といいます。GAP委員会、委員長を務めて参ります」