何故こんなにもバンパイヤがいる?



ーもしかしたら、あの甘く美味しそうな男の子…のせいかなー


バンパイヤ取り遣い説明書には載っていなかったが、例外もある。


D~Fレベルはある程度良い血を飲んだらA~Cに覚醒するのだ。



ゴン!
テ「痛い…」
鉄の扉に頭をぶつけたようだ。




ティナはそのまま入っていくと、そこは屋上だった。



テ「風に乗って東南東の方角から甘い男の微かな臭い…。」
ま…いっか…。



ゴロンと寝転がると、ティナは夢の中に入っていった。







ー…お母さん…お父さん…。ごめんなさい。本当に…ごめんなさいー





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