テ「輸血袋…」

和は、コクリと頷き駆けていった。

ーいったなー





テ「出て…きなさい。」


カサカサと茂みが動き、黒ずくめの男が出てきた。

「やぁやぁ僕はディオルオ!!Dレベルのバンパイアさ!SSレベルは演技力も素晴らしいのかい?青ざめてるよぉ????」




特徴は早口。
舌噛まないのかと思ってしまう。



テ「残念…ながら…演技じゃないし…」
「SSレベルだって事は認めるんだ??やっぱりSSレベルだね?」



テ「…?…そうだけど…」




この後、血を飲んでなかったこと、彼を力ずくにでも倒さなかったこと、…SSレベルだって認めた事を酷く後悔した。