テ「あか…つきくん…ちぁ…きくん…はっ…けぼっ…カハッ!」



千「りっ…【restraint】」




え…。
千「おい!皆…早くそいつに…一滴でもいいから血をあげろ!」




テ「…ちぁ…く…慣れ…ないのー…りょく…は…」





この女は虫の息だ。もう助からない。


しかし、バンパイアだぞ。




テ「いら…ないか…ら」
拒む女。




大助達がよってきた。
棗「っ…」



この異臭に棗が顔を歪めた。





千「早く!我がの血が持たん!」



大「な…なぁ…ティナにあげたほうがいいのか?」




あぁ…イラつく。





曉「〝ティナ〟…借りは返す。」
閉じたアゴを豪快に開け、腕を近づけた。






テ「いや…だ」
そう言いながらも、ヤエバは鋭い牙に変わり、俺の腕に噛みつかんとしている。






まさしく 本能…。
テ「っや」






カプ…