バンパイヤ×暴走族

⚪ティナ⚫


目が覚めると、白い天井…手に少し違和感。



上半身をゆっくり起こそうとすると、誰かの手が肩を押し、またベッドへ。





「寝てなくちゃダメぜよ。貧血で倒れちょるたんだぜよ」
保険医の先生だ。



テ「せんせ…私…」


「しー…。起こさんでやっちょくれ」
え…。



先生の指差す方には…男の子…。クリーム色の髪、ピンクのパーカー…。
テ「和…くん?」




和君は貧血の管を刺された手を握り、寝ていた。




「こやつがつれてきとん。後で感謝しとくぜよ」
テ「はい」



保険医は用事があると言って保健室を出て行った。





テ「ありがと…」
和君の手にギュッと力を入れて握りしめた。





ギュッと握り返された気がした。