そして日は昇り、朝となる。

チュンチュン



竹林の中…。このような自然に囲まれた場所で起きるのは目覚めがいい。




目の前に寝ている奏太を蹴散らし、子供たちを踏まないようにふすままで歩いた。




そのまま李羽はキッチンへと向かう。
気前が良い李羽は、朝飯でも作ろうと思ったのだ。

キッチンに入り、冷蔵庫を見る。
卵…牛乳…たこ焼きの粉…。



李「あ…ホットケーキでいいや」

粉を牛乳と砂糖と卵でかき混ぜて焼く。

たこ焼きの粉でホットケーキってのも、ある意味不味そうだが案外うまい。

タケ「…いぃにぉいー。」
明「あ!李羽ちゃん!おはょ…って何それ!!」
零「んー?たこ焼きか??」
奏「ほらほらおきなさい」



マイ「ねむぃ。おっさん」
アリサ「んんん゛」
奏「ほら、李羽ちだよ」