奏「ほら…りぅちも!」
李「あぁ?…ぃた…だきます」
奏太から渡された小皿に、たこ焼きを5、6個つめた。
李「はい。やる。」
アリサ「あ…ありがとぅ!りぃちゃん大好き!」
アリサはそういって、李羽の膝に座り、ハフハフしながら食べた。
李羽も、生まれて初めてのたこ焼きを口に含む。
李「ぅぅ…あふ。」
明「はい。水!」
李「はぁ……さんきゅ」
明「そういや、李羽…ちゃんには、妹か何か居るのかい?」
奏「それ聞きたかった!」
零「おかわり」
明「自分でとりぃ、まだ新しいの作ってるから」
零「ん。…話して李羽」
李「あぁ…魁斗と姉が一人下にいない」
明「へぇ…校長の妹かぁ…はふ」
奏「お姉さんきれいだろうなぁ」
奏太のきらきらした目を、李羽は睨み返した。
李「アネキは結婚してる」
奏太は露骨にいやな顔をした。
李「子供もおるからな」
明「だから面倒見がいいんですね!」

