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スーッとふすまを開ける。

アリサ「あ!…お部屋だ!」
李「やっと戻ってこれた」

一瞬李羽達は迷子になり、子供たちは泣き、大変な目にあっていたのだ。





タケ「むんーー」
マイ「むっ」
アリサ「ふぁむー」
李「何してんの?」




タケは恥ずかしいのか目をそらした。
タケ「眠くて…。でも、寝ちまったら李羽寂しいだろ?」


マイ「それにりぃちゃんと遊べない」

アリサ「眠いけど…くっ」
あぁ…欠伸を堪えてたのか…。
発想が子供らしくて、かわいい




李羽はタンスの中から大きいタオルケットを出した。

李「一緒に…寝る?」




「「「寝る!!」」」
三人はキラキラした目で声を揃えて言った。




今は太陽が傾き、もう夕方だった。

天使のような幼児と、女神のような李羽は、畳の上、並んで寝ていた。