理「いやぁん!お待たせ!りぅくん!」
李「何してたの」




一度換気してから部屋に戻ると臭いはだいぶましになっていた。

理「えへ?秘密の実験よ!」


理科はメガネをキリッと持ち上げた。

李「そう…。じゃぁな。邪魔した」




出会ってからいやな予感しかしないコイツから一刻も早く離れたかった。

理「まってぇ!ねぇねぇ理科の実験に付き合って!」
李「や!」



理「へぃ!」

捕まる俺は…薬品を頭から被った。
ぶぉぉおん と煙が上がり、目の前が見えない。




理「やっぱりあなた女の子だったのね!李羽たん!」
李「…え?髪が短い」





理科は不敵に笑う。
理「性転換薬品!その名も《セーテン薬》!ちなみに1時間で解けるから」




なるほど、だから髪や胸の膨らみがなくなり、股間に何かあるってことか。




理「はぁあん!かっこいい!李羽たんのロングも良いけど、ショゥトもいい!紅い目最高!萌えるわー」




胸のなくなりで緩くなって気持ち悪いサラシを外す。