ガラッ 零は眠っていた。 秀にそっくりな彼は、ハガネ色の瞳に外の光を浴びせ、体を起こした。 零「おは」 李「ょ。じゃ。戻る」 零「まて」 李「…」 見つめ合いの末、折れたのは俺…。 李「30分だけな」 奏「…何で零の言うことだけきくのん!りぅちんのいけず!」 奏太を無視して零の隣に座る。 すると、奏太がハハーンとした顔で近づいてきた。 李「何」