李「フーフー…はふ」





零「李羽って…」
李「ん」
零「母さんのこと、家のこと知ってんの?」
李「…お母さん知らない。家、組だろ。」
へー知ってんの




李羽はお粥を食べ終わり、薬を口に含みその場にあった飲み物を飲む。



零はその光景を穴が開くほど見ていた。
李「…!んぐぅ?!…(ゴックン!)



…っかはっ!…ぜろ…これ何」


零「…酒」

んなもん病人に差し出すなっちゅーの!



奏「李羽。残りはのんじゃるから我慢しー」
李「ふぁっ…クラクラ…する//ちょっとお水もらってくる」




李羽はベッドから滑るように立ち上がりふらふらとおぼつかない歩きで出て行った。

零「…なぁ」


零が李羽の消えたベッドを見て言う。
零「秀兄…どこいてんだろな」




奏「あはは…さあな」