李「ん…はぁ…ぁっ…」
なんて良い声♪



零がジト目で俺を見ていた。

李「し…う」




奏「シウ?…ウシ…牛!」
零「お前黙れ…な?」
奏「はい」
こわいっ…!

李「しゅ…う」
反射的に、零の顔が強張った。




奏「しゅう…まさか秀さん??」




秀さんは零のお兄さんで俺も良くしてもらったんだ。

李「秀…居なくなら…い…で」




零「彼氏かな」
奏「だよねー♪偶然名前が一緒とか、…だってシュウっていっぱいおるじゃん!しゅうや.しゅういちとか!」




李「…あ……あれ?しゅう…?」




奏「寝ぼけてんの?零のこと、しゅうって言って見てるー!かわいなぁ!」