俺はカバンを持って、引き止めようとする理科せんせを素通りし、保健室まで行った。 カバンを持ってきたのは余りに熱が高いようなら家に帰ろうと思ったからだ。 しんどいせいでふらふらしながらようやく保健室についた。 ガラッ。 中には誰もいてなかった。 机に先生は出張 と、かかれていた。 シュルッとネクタイを外しながら、カバンを枕元に置き倒れるように寝た。