李羽は走って走って…また走って…行きたくも来たくもないところに来てしまった。

そこにはボロクソになった二人がいて。
立松日比華がいた。




日「やぁ…李羽。おいで?」
李羽の足はゆっくりと立松にむかう。

ぎゅっと立松は李羽を抱きしめた。




日「この感触、この匂い…。この…体」

ゾゾゾッと背中が泡立つ。

立松は李羽を二階に連れて行こうとする。

李「…っ」



日「いやって感じだねぇ。大丈夫!いいもの見せてやる」

強引に引っ張る立松。




二階の手前の部屋。
寝室だ。