とある廃墟の男。

一般人から奪った携帯やいろいろな機械。




画面には黒髪のロングヘアーに赤い眼をした女の子。

何枚も何枚もコピー機にコピーし、押しピンで壁に貼る。




カサッと一枚を踏んでしまった




「あぁ…李羽!」
愛しそうにそれを眺め、壁に貼る。

余ったやつを封筒に入れて男はニヤリと笑う。



「もうすぐだよ。李羽」

さぁ…楽しい楽しい鬼ごっこだよ。