-李羽side-
それから恵はあんまりリンチにあうことはなかった。

零「どちらの手メロンパンがアルでしょう」
李「右。ちょうだい」
零「はい」

平和だ。平和すぎて怖い。

最近は一人で帰れない。
立松日比華の気配がしてならないのだ。




もぅこのひとらといるって決めたんだ。全力で守る。

恵「握りしめすぎたらメロンパンつぶれるよ?」
李「あぁ‥」


明「またあの人のことを考えてるの?」
李「一応」

潰れかけたメロンパンをほおばる。

奏「組長かぁ‥零‥まかせた」



李「いや‥さっちゃんたちはダメ。危険。」
恵「むー。李羽?」
李「ん」

恵はほのかに笑った。



恵「解決したら海いきたい!海……べっつに李羽の水着なんて見たくないけど?!」

海か…。
李「いいな。海」


零「海すき?」
李「ん。俄然やる気わく」