劉「李羽!!!」
李「ん…よっと」
「「「きゃぁぁあ!李羽ー!!!」」」





今、体育の授業中でサッカーをしている。

「っ!!つえぇ」
「あ!」
ボールを蹴りながら、通り過ぎる敵チームの声を聞き、ゴールに突進。




そのままゴール。

劉「やったな!李羽!!!」
李「はぁっはぁっ…ん。」



パシンと乾いた音と共に、チャイムが鳴る。

先生「かいさーん!!お!山霜ー」



李「はい」
先生「ボール片づけてといて」



李羽はそんなこったで、任された。



後ホームルームだけで気が楽になったクラスメートはそれに気づかず、劉邦も千郷と教室に帰って行った。

李「…はぁ」



ボールの詰まったカゴを押し、体育倉庫のドアは開いていた。体育倉庫は意外に広い。
ボールをもとの場所に片付ける。



李「…ぅう…暗い」
「わぁっ!!」