コトン…
コップの置く音が響く。

李「なんなの」
奏太は難しい顔をした。

奏「話せば長くなんだけど
あいつ弟の沙音(サネ)と二人で暮らしなんだ。
ひとりで金稼いでて最近休んでたんだとよ」
李「はぁ…」

奏「零が怒ったのは、その稼ぎ方なんだょp(´⌒`q)」

李「…身体か」
良くいるな、自分の身体を使って稼ぐ奴。

奏「…明久。弟いるから頑張ってんのよ…。」
李「ふーん」

興味なさそうな李羽の言葉に奏太はかちんときた。
奏「何?興味ない?そりゃイヤだよね。こんな話」

李「本当…イヤだよ」
零「あ?」