その次の日。
もやもやとした気分は空にまで伝わったのか、どんよりと雲が浮かんでいる。

理科の授業…空を見ながらなんて馬鹿なことを考えてんだろ。
理科「では、私たち人類の体はー」
俺の携帯が震えた。
メール?

奏太《来て》
ま…いいか…。理科暇だし。

ガタンと立ち上がった俺に理科先生は注意する。
理科「こら!李羽君!」
李「…呼び出し」

そういい、授業を抜け出した。 つまんないし、良い口実ができて良かった。

しかし、俺と彼らの関係って何だろうか?
一人一人考えてみると、零は秀の弟だし、奏太もアキも零の仲間だ。

俺は…何だろうね。