ー再び李羽sideー



おれは少し考えていたのだ。



千郷の新たな道を垣間見た気がするが。
あれで良かったのだろうか…。



奏「アキちゃんまた休むってー」



パラッパラッと奏太の雑誌の音が静かに響く。




零「そぅか」
零は一人掛けソファーでゴロゴロしていた。




今、零たちの学校での溜まり場に居てる。
教室は落ち着きが無く、うるさいから休み時間は大体ここに来るようになってしまった。




李「…」
俺は、首にかけたネックレスをみた。



何か嫌な予感がするのはなぜだろうか。