ーりぅうー
だれ…
ーりうちゃぁ~…んー
私の事を呼ぶ奴は…
ー鬼ごっこはお仕舞いだよー
来ないで…近づくな
ーみぃつけ…たー
ニヤリと笑ったあの人のシークレットが見えた。
手を伸ばして近づいてくる。
ーお仕置きの…じかんだよぉーいや…いやぁいやぁぁぁあ!!
すると、後ろから暖かな日だまりの光が…。
あの人はその日だまりによって、黒い粒子が舞うように消えた。
だれ?…あなたは…
ー俺っすよ。…ほら、ひさしぶり。早く…早く隠れなきゃ…捕まっちゃうよ?ー
…あ…秀だ。
秀、私をつれてってよ。
ー無理だ。りぃがよろよろおばぁちゃんになったら連れて行こうかなぁー
秀はふんわりと笑い、あの人と同じように粒子となって空気に散った。
ーあい…してる…よー
しゅぅ…私も愛してる。
そこで俺は目が覚めた。

