男は颯爽と歩いていた。




制服からスーツに着替え、銀髪のウィッグをつけ、金色のピアスがいい感じに見える彼こそが李羽だ。




学園祭の準備が忙しいのだが皆はついつい李羽を見てしまう。
ガラッと李羽は教室に入った。



劉「お勤めご苦労様」

そう、今日は学園祭当日だ。
李「あぁ」

李羽は今まで、この学校に訪れた他校を勧誘していた。



たくさん集めたらメロンパンくれるって言うから李羽は猫を被って勧誘していたのだ。




劉邦「り…カガヤのおかげでいっぱいやだよ!」
李「それはども」




李羽は一応名前を変えている。 



それは見つかりたくない感情を表しているのだろう。

千「カガヤー!指名!」

李「…いらっしゃいませ、お嬢様」




午前中には、蓬たち家族と魁斗が来た。

午後は…
奏「カガヤくーん」



李「…。いらっしゃいませお兄様方」