窓から零れた光を手に当てた。 手首は星夜さんのを勝手に敗着したリストバンド。 めくると、三本の赤い線。 『何してるんだろ…私』 コンコンコン 『?』 時計は6:30を刺していた。 いつもはもう少し遅くに朝ご飯来るんだけど…なんて思いながらジッと扉を見つめる。 コンコンコン!! …強くなった…。 リストカットした所をリストバンドで隠す。 ドーン!!!バキィ!!!メキメキ!! 『どひゃぁ!?』 ドアは壊され、煙から出てきたのは劉邦さん。 『り…劉邦さん』