爽「はい。…はい。…ククククッ…では…。」
Pi…

劉邦「てめぇまさか…」




爽「そうです。私は別の暴走族のスパイですが…何か?」
雄治「…そんな…」





お兄さんがこの中で一番ショックを受けているだろう。
自分の拾ってきた仲間がスパイだったのだ。





私は昨日の言葉を思い出した。全てがつながった。

爽さん…アナタは…なんて不器用なんだ。
何だろ…この気持ち。





胸が燃えるように熱いし、キリキリと痛む。




爽「雄治さんもドンマイでしたね。てか皆3年間も気づかないなんてあほずきる!!」
沙彩「爽さん!」




なんだか、このモヤモヤは吐き出せるようだ。