次の日…。 ーさぁやぁぁあ 誰…何… 誰が私を呼んでいるの… ーこっちにおいでー 誰…あなたは……。 逆光に浴びて、その人の顔が見えない。 ーほら…痛くないからさ… やだ…何っ?! ー注射したら…すぐ気持ちよくなるよぉ… 『ヤァァァァァァアアアア!!!!』 ばっと起き上がり息を整える。 辺りを見回すと、誰かの部屋だった。 夢……? ははっ… おちおち眠れやしないな…。