雄治「沙彩…起きろ」
『んっ?…何事…』



雄治「…あんなぁ沙彩ぁお前のこと教えるけど自分で言う?」

沙彩は一瞬固まったが、すぐに答えた。



『言わなくて良い。すぐ出て行く』
雄治「はぁ…だから…何で?…誰かに言われたのか?」



『……ううん』
な…何だ今の間は…。

俺はくるりとメンバーの顔を見た。
雄治「あら…岳か」
『悪くないから…岳君は』



雄治「…くそっ…超かわいいんだからー。でも出て行くのはゆるさねぇよ?」




『や。しゃべりたくないから』



沙彩も負けじと反発する。