「あんなむさ苦しい男ばっかりで疲れたでしょ」 コンビニまでの道中雪柳さんの隣を歩いているとそう話を振られた。 「えっと…そんなことは…ないです」 「そう?やっていけそう?」 「それは…その…まだわからない…です」 そう言い苦笑いを浮かべておくと、 「そうだよね〜今日1日だけではわからないよね」 と笑って言ってくれた。 もしかして、そんな私を気遣って外に連れ出してくれたのだろうか。