臆病な私でも恋はできるのか。




「女の子にはこっちに決まってるでしょ?彰人はこれだから彼女できないんだよ…って、野茨さんが彼女とか言わないよね?」


「え?ちっ違いますよ!かっ彼女だなんて!」


「そう?っていうか、話し方変だね?いつもは生意気なのに…可愛い子の前で緊張してる?」



な…ななな何を言ってるんですか!

可愛い…とか、こんなに格好良い人に1日に何回も言われてしまうと真に受けて照れてしまう。


あ!それより話し方だ!敬語は頼みごとと謝罪のときだけ…ってことは基本はタメ口…なんだよね?



「緊張とか…してない…」


「本当に?ま、良いや。これから俺と野茨さんでちょっと契約のこととか話すから部屋戻ってて。後で呼ぶから」


「分か…った」



うう…片言になる。

っていうか、契約とかって大丈夫かな?

本人じゃないんだけど…


ちらっと柊くんを見ると、大丈夫とでもいうかのようにアイコンタクトをされた。

ど、どうするつもりだろう。