臆病な私でも恋はできるのか。





そろそろ結婚するのかなんて毎週のようにお父さんから電話があるくらいだ。

お母さんからは早くおばあちゃんって呼ばれたいんだけどな〜なんて言われている。


そんな両親のことだ。


彰人くんの2度目の挨拶に快く返事をしてくれた。


2人の仕事も少しづつ軌道に乗り始めたので、婚姻届を2人で貰いに行って2人で書いて…証人にはりおもとっきーにお願いをして…そして、2人で提出をした。



「お揃い…」


「ん?」


「お揃い…この指輪と…名前と…?」


あっ…なんだか自分で言っていて恥ずかしくなってきた。


「そうだね…これから、たくさんお揃いを増やせていけると良いよね」


「彰人くん…」


こういうところ。彰人くんの良いところ。


「好き」


「俺も」


付き合いたてみたいな会話。今日くらいうんと浮かれても良いはずだ。幸せな気持ち…ずっと忘れずに持っていよう。