臆病な私でも恋はできるのか。




震えながらドアに手をかける。



「ただいまって言ったら…多分雪柳さんが飛びついてくるから…避けてね」


「と…飛びついて…?」



疑問に思いながらガチャリと音を立てドアを開ける。



「ただいまー…」



そう言うとともにどたどたと音がする。

…近づいて…来てる?



「おっかえり〜!どこ!?早く出して!」


「えっ!?」



お、思っていたより強烈だ。

柊くんの目線から見ても高い身長。

180…くらい?

綺麗な顔立ちにさらさらの髪。

あと…勢いに乗ってほのかに香る良い香り。