「こんな風になるなんて過去の私に言ってもきっと信じてもらえないと思う…」
私の言葉に優しく耳を傾ける彰人くん。
「私は昔からずっと臆病で…彰人くんと出会うまで友達なんてともちゃん1人くらいで…でも、彰人くんと出会って…体が入れ替わるなんておかしな体験をして…りおやとっきーと出会って…そして彰人くんと恋をして…」
これまでのことを振り返ればたくさんの私を変える出来事があった。
「よかったなって、変わることができて…変わるチャンスをくれた彰人くんと出会うことができて…私今とっても幸せです!」
感謝の気持ちを込めてそう彰人くんに言うと、
「俺だって、沙織ちゃんに出会えて良かった。これまではずっと俺の見た目ばかりを評価する人ばかりで…もちろん、りおやとっきーはそうじゃなかったけど…沙織ちゃんが真っ直ぐな目で俺をみて…俺の中身を見てくれたんだ…だから、俺もとっても幸せだよ」
2人の変わるきっかけが2人に関わることだったんだ。
体が入れ替わるなんてあり得ないことが起こって…でも、それが2人を結果結びつけた。
大変なことだって多かったのだから、入れ替わった出来事にありがとうとは言えないけれど、楽しい思い出だったよ…くらいは言えるかな…?

